会議や宴会または出張などで飛び込みで入ったお店で時々あるのが
「おかずは美味しいのに、ごはんがイケてない!」
残念以外の何ものでもない深い残念感で悲しくなります。
きっと、飯椀一膳のお米の原価計算していないのでしょう。
ご家庭でも一度で良いから計算してみることを強くお勧めいたします。
過去に私が計算した結果、お米の品種(粒の大きさ)にもよりますが、それでもそれほど大きな違いは無く、概ね10Kgで飯椀(どんぶりではない)144膳~153膳のごはんに炊き上がります。
10Kg5,000円のお米で1膳あたりに換算すると33円~35円。
10Kg6,000円のお米で1膳あたり39円~42円
これって、そんなに高い金額だと思われますか?
お米専門店のお米は一品ごとそれぞれにこだわりがあって、店主が気に入ったお米を置いています。調味しているわけではないので、素材そのままの味ですが誰が食べてもおいしいというお米は存在しません。お料理に合ったお米や、ご自身の口に合って飽きの来ないお米を探してみてください。
飲食店の方も、もう少しお米にこだわれば、今よりリピーターのお客様が増えるのではないでしょうか?残念なお店に出会うたびにそう思います。